エレメンタルジェレイド #26 天空と未来の謳

リアクトされたレン@高橋美佳子との戦いは最終回に相応しいシチュエーション。最終回だけあって動きもいいし、そう言う意味では恐らく初めて満足できるレベル(苦笑)いつもに増して無表情に襲いかかってくるレンは凄みを感じさせる。これを普段からやっていれば……いやいや、それは言うまい。今日はこの素晴らしき最終回を楽しもうではないか(笑)エディルレイドたちと主張をぶつけ合うシスカ水樹奈々、キーア@鈴木菜穂、ローウェンたちだが、このシーンは今までの積み重ねがすっとこどっこいなだけにちょっと説得力に欠ける。でも言いたいことはわかる。クーの『レンが好きだ』という青臭い叫びも熱血主人公らしくてよろしい。しかし結局七煌宝樹の力はエディルレイドたちに沈黙をもたらす月光蝶(?)ってことで呆気ない幕切れ。エディルレイドの3人組もなんとなく爽やかに負けを認めているがそれならもう少しこいつらのギリギリ感を描いた方がよかった気がする。
全体の構成としてはこの最終回から逆算して伏線を巧みに用意してくれればもっと楽しめる作品になったのになぁ。散々突っ込ませてもらったけど個人的には捨てきれないアニメだったよ(笑)表情豊かなレンは別人だ。

作画 20 ★★★★ 脚本 20 ★★★★ キャラ 15 ★★★ レンのスパッツ 25 ★★★★★ ←ご祝儀だな

エレメンタルG