奥さまは魔法少女 #12 心に生きている、ということ

スタッフがやる気を失うのは無責任な行動だと思う今日この頃。ブルガ@渡辺明乃にそそのかされて指輪の力を利用されるクルージェ@清水愛、なんか突然わかりやすくて無難なストーリーになった気がする。アニエス井上喜久子を『クルージェが街を壊すと思いこみ、あの男を街から逃がそうとした』と責める評議会、まぁこれまでの嬉子の行動を見ていればアニエスを管理者に選んだ評議会にも大いに責任はあるように思えるが。牢獄行きはそれを含めてアニエス自身の成長を促すための処分ってことか。そんな大変な状況下のワンダーランドの行く末とは全然関係なくさやかに告白する裕貴@小林ゆう。『こんなときに何言ってるのよ』と言い返すさやかだがそう言うしかない混乱状態がよくわかって微笑ましい。そこから管理者として為すべきことのきっかけを見いだすクルージェの描写も自然な流れで好感の持てる脚本。裕貴をハグして走り去っていく姿も爽やか(笑)アニエスに指輪を一旦返して正式に受け継ごうとする姿は成長が感じられる。ラストの嬉子を呼び戻す巽の想いは若干ご都合主義の嫌いもなくはないがこちらも無難な展開かと。ただ、やっぱり保の存在が必要なのかは疑問……いらないよな?

作画 15 ★★★ 脚本 20 ★★★★ キャラ 20 ★★★★ さやか@清水愛ハグ 15 ★★★

奥さまは魔法少女