エレメンタルジェレイド #23 約束

戦いを止めるために自ら敵の手に渡るレン@高橋美佳子、取り戻すために奔走するクー一行と駆けつける旅で出会ったプレジャーとエディルレイドたちというという構成はラストに相応しい。
が、そもそもアークエールとカオスクワイアの戦争を止めようと動いているはずのクーたちがカオスクワイアを『敵』と呼んでアークエールと行動を共にするのは矛盾していないか。
アークエールはこの件に関して非介入を決め込み、それを不服に思ったラサティ@緒方恵美たちが単身アークエールを抜け出し助太刀に入る。一方、シスカ水樹奈々は勝ち目のない戦いに赴こうとしているクーたちのためにアークエール軍を動員させようと画策する。という流れのほうが自然ではないか。
いまだにアークエールがエディルレイドを迫害から守る正義の集団なのか、カオスクワイアとは逆に人間こそエディルレイドを支配すべきだと考えている団体なのか決めかねている気がしてならない。前者ならエディルレイドを武器として使うことに、後者ならアークエール本部で平和に暮らすエディルレイドたちの姿が矛盾となる。
シスカにリアクトすることを拒否されたエディルレイドが流した涙の理由はスルーされそうな予感。