交響詩篇エウレカセブン #15 ヒューマン・ビヘイヴュア

taske2005-07-24

第5次健康ブームって…(笑)
アドロックビールって…(笑)
そんなわけでレントン三瓶由布子が姉と幼少のころを過ごした地に立ち寄るレントンエウレカ名塚佳織、マシューの3人。
今週の「エウレカセブン」、物語の取っ掛かりはいかにもギャグ調だが、実は強烈なマスコミへ批判にも見える。
今回のエピソードは軍人であるレントンの叔父、つまり体制側から見た『犯罪者集団ゲッコーステイト』像を描いている。つまり、一見自由奔放に見えるゲッコーステイトも立場を変えれば無差別に軍の施設を襲撃し、英雄アドロック・サーストンの子を拉致、薬で洗脳するという市民生活を脅かす集団でしかないということだ。
だから犯罪者一味に成り下がってしまったかつての英雄の子供の叔父は家宅捜査を受けてしまい、身柄を拘束される。その事実に気づかない(気づこうともしない)レントンはまだまだ子供だと、いや、人としての経験が足りないということだ。
捕らわれのエウレカとマシューを一人でニルヴァーシュを駆って救出するレントン。一人でエウレカ以上にやって見せることができると増長するレントンと『あんなのはニルヴァーシュじゃない』と苛立つエウレカ
亀裂の生じる二人だが、その根底にあるのは二人共に共通する『幼さ』にあるのだろう。エウレカレントンの精神的成長と共にニルヴァーシュを降りるべきなのかもしれない。少年の成長物語に欠かすことができない「壁」ってやつだね。
どうでもいいけど麦わら帽子をかぶったエウレカ、かわいいな(笑)