蟲師 続章

蟲師 続章 #10 冬の底

閉じた山の話。 前の年の秋に台風で傷ついた体を癒やすために山を閉じて冬眠に入るというのはおもしろい世界観だな。ギンコ@中野裕斗がどうして山にとらわれて、山から出られたのかよくわからなかったが、なるほど光酒めあてだったとは。あの主は動きは遅い…

蟲師 続章 #9 潮わく谷

冬でも豊かな畑を持つ男の物語。 その実りは蟲の影響かもしれないけど、だからといってそれを勝手に壊す権利はギンコ@中野裕斗にはないし、母親の命をすって得た力であってももう母親は戻ってこないのだからそのちからは最大限使うべきだと思う。結果的に力…

蟲師 続章 #8風巻立つ

鳥の動きとか、蛇の動きとか、すごくよく動いていて、蛇なんかはむしろ気持ち悪いレベル。こういうことやってるから同じ総集編2回もやらなきゃいけなくなるんだよ(笑) 蟲を呼んでしまって母親が倒れた男の話。ギンコ@中野裕斗が蟲を連れて行くのは「ハーメ…

蟲師 続章 #7 日照る雨

雨を呼ぶ女の話。例によって雨は蟲の仕業だったというのはいつも通り。蟲によってもたらされる体質が不幸ばかりをもたらすわけではないというのは「続章」らしいハッピーエンドに近い結末だけど、個人的にはもう一ひねり欲しかった感じ。

蟲師 続章 #6 花惑い

どんな痛みでも取ってしまうという薬を作る男の話は、「続章」にしては救われない話。 結局の所、300年にもわたって騙され続けてきた一族はもちろんだが、当の桜の木も余計なことをしなければ燃やされることもなかったろうに。まさに誰にとっても幸せになら…

蟲師 続章 #5 鏡が淵

蟲に成り代わられようとしている娘の話。 解決方法がはっきりわかっているのに、肝心の娘の方が失恋から生きる気力をなくしてしまっているのが今までとは異なるパターン。このままではどう考えても最悪の結末を迎えるしかない状態だったが、最後の最後で生き…

蟲師 続章 #4 夜を撫でる手

素手で獣を狩る男の話それは山の王を語りたくなる力だけど、。ギンコ@中野裕斗の言うとおり人が踏み込んではいけない領域なのだろう。おごり高ぶり、近道をしてはならないという教訓を語りかけてくれるエピソード。最悪の展開にならなくてただ良かったと思…

蟲師 続章 #3 雪の下

身体が雪のように寒くなった男の話。この体質のせいで家は雪に埋もれるし、家族は寒い中で生活しなければならなかったりしたけど、同時にそのおかげで湖の中に入っても助かったし、幼なじみの命も助けられた。蟲というのは人間にとって益にも害にもなるけど…

蟲師 続章 #2 囀る貝

母親の事故が原因で村を離れていた父娘が、母親の残した遺品によって村を救い、父娘は村へと戻る。 今回、蟲はあくまで物語のツールでしかなく、お互い心の傷を持った男同士が10年の歳月をかけて和解するという、人間の物語になっていたのは興味深い。この時…

蟲師 続章 #1 野末の宴

まさかこんなに時間が経ってから2期をやるなんて思ってもいなかっただけに嬉しい。 光酒に煮た酒を造ってしまったために、蟲師の会合に紛れ込んでしまった男の話。蟲についての素人である男の視点で語られるので、世界観を語るには最適。第1話らしいわかりや…