花物語

taske2014-08-16

『悪魔様』を名乗る沼地蠟花@阿澄佳奈の物語。なかなか興味深いストーリーであった。だが、忍@坂本真綾の過去語りと同じく、回想もなしに過去語りをやるのはアニメーション作品として思考停止なんじゃないかと思う。沼地蠟花としての結末は面白かったのだけど、彼女がどうして話を聞くだけで悩みが解決してしまうのか、どうして悪魔をその身に宿すことが出来るのか、どうして現れたのか、もうちょっと説明してくれてもよかったのではなかったろうか。
最も不可解なのは貝木泥舟三木眞一郎だ。死んだんじゃなかったのか?いやそれ以前にあれは本当に貝木だったのか?

<物語>シリーズ セカンドシーズン 総評

ヒロインごとのオムニバス形式だったからある程度は仕方がないとはいえ、面白い作品とそうでない作品の落差が非常に大きかったと思う。面白かったエピソードを見ると原作・西尾維新の筆力を感じることができるが、そうでない作品をみるとこのシリーズの賞味期限みたいなものを感じてしまう。
それから、テレビシリーズから1年というのはさすがに長すぎやしませんかね、シャフトさん(笑)