最終回。直哉＠佐藤利奈はロッテ＠釘宮理恵と、明日葉＠田村ゆかりはメルチェリーダ＠皆口裕子と最後の時を過ごす。特に気の利いたセリフとかはないんだけど、ゆっくりと流れる時間はとても情緒深くていい雰囲気。もとの世界に帰ってからのどこか欠けた雰囲気もよく伝わってくる。
それなのに、別れて5分もしないうちに再会っていうのはどうだろうと思う。いやこういうのはやっぱり会えましたっていうのが「ドラえもん」以降のお約束なんだけど、せめてそれをほのめかす程度にして欲しかった気もするなあ。余韻も何もあったものじゃない。
総評
キャラはかわいくて作画レベルも高く、おまけにキャストは俺が選んだんじゃないかっていうくらいドストライク。
でも、この1クール通して何がしたかったのかよく伝わってこない。直哉とロッテのラブコメがしたかったのか、それともハーレムか、子を見る親の視点にしたかったのか。現在も連載中の漫画を12話完結だということはわかっていたのだから、どこにテーマを置くか絞り込んでそこだけに注視すべきではなかっただろうか。明日葉とメルチェリーダの関係とか、シグルド＠吉野裕行の登場とか、正直蛇足だったような気がする。
