ゼーガペイン #26 森羅万象

taske2006-09-29

む?ちょっと微妙な終わり方だ。「ゼーガペイン」の最終回としてはあまり高い評価はできないな。前半の背筋が凍るほどの緻密な展開、目を見張るほど見事な世界観の構築が中盤、具体的にはリョーコ@花澤香菜の初陣を境にすっかり息を潜めてしまった印象は結局最後まで拭いきれなかった。唐突に始まった最終作戦、中途半端な出番のオリジナル・シマ、敵たるアビスとシン@ゆかな、世界の核心の謎、元凶ナーガの存在、決着まであまりにも駆け足すぎて後半は首をかしげることが多かった。もう2クール、いや1クール尺があって、前半のクオリティを維持できていればと思うとつくづく悔やまれる。「終わった」というよりは「終わらせた」という感じしかしない。

リョーコ『世界は光でいっぱいだよ!』

最後の締めは世界に対する希望に溢れていて非常に晴れ晴れとした気分。最後が美しいだけにそれまでの過程がますます惜しい。