ゼーガペイン #10 また、夏が来る

1週遅れたわけですか?
『世界の終わる一日』と題されたビデオがサーバの外の現実世界のことを語っているのはここまでの物語の流れから明白。それを前提にどうやって外と中をつなげるのか期待しながら見れるエピソード。興味深い。
これまで疑問だった『セレブラントがなぜ戦うのか』という命題は『この世界の矛盾を調整する役』という、より広範な世界観を含んで解決されている。同時にリョーコ@花澤香菜セレブラントとして目覚めつつある可能性を提示する展開が見事。リョーコのツンツンもその一端か(笑)カミナギ・リョーコの創作である『虹の貝殻』にあたる何かもどこかに存在するのか?セレブラントに目覚めたリョーコとキョウで『エンタングル!』も想像すると燃えますよ(笑)
おっと、以前書いた感想の訂正。
量子コンピューティングなどに必要な粒子等の量子力学上の相関関係であるエンタングルメントは外的要因で崩壊しやすく、例えばメモリのようなものに保存しておくだけで弱まっていってしまう。これがデータとして存在するこの世界の人間たちが変容する原因。そしてエンタングルしてゼーガペインに乗り込むことで今まで目の前にいた人間たちはこちらには存在しないことが確定される−量子テレポーテーションってわけだ。それなら量子コンピュータじゃなくて古典的なストレージに保存しておけばいいんだ。500GBハードディスクとか。単純なキョウなら入るだろ(笑)