シムーン #2 青い泉

取っつきにくいなぁ。『ネヴィリルはコール・テンペストのレギーナです』って……何言ってるのか全然わからないぞ。造語を濫用するデキの悪いライトノベルを読んでいるようだ。オフィシャルサイトを参照しながら見ろと?それは良くないと思うぞ。ふらりと現れた風来坊のアーエル@新野美知が、17歳になったら性別を決定するために泉を訪れる風習にいちゃもんをつけているらしいことはわかった。この世界独特の『成人観』とでもいうものが中核になって話が進んでいくようだが、その泉に対する登場人物の受け止め方が見ている者に全然伝わっていないために世界観の感触がつかめない。厳しすぎる。
で、せっかく女性キャラオンリーの設定を作り出したにもかかわらず作画がユルくてその効果がほとんど発揮されていない。泣ける。