ガン×ソード #13 夢の途中

taske2005-10-28

『今すぐここで死ね』と言うレイに対し、『ええどうぞ』と即座に言い放つカギ爪の男。まさに格の違いとはこのことか。そしてその舌の根も乾かぬうちにレイをオリジナルセブンに誘うカギ爪の男は優しそうな老人の外見と相まって対峙すべき敵としてあまりに不気味。頂点に位置されるとするオリジナルセブンにその一員でないレイが今後どう戦っていくかも見もの。
一方のヴァンはガドヴェド操るディアブロにいいように翻弄される。ここでもやはり格の違いが。が、カギ爪の男の姿を見た瞬間のヴァンの表情。あの表情ひとつでヴァンが何を考え、何を思い、何を決意し、何を確認したかが一目でわかるすばらしい作画。百聞は一見に如かずとは言うが、アニメでそれを実現させるためには脚本家と作画監督の間に相当の信頼関係がなければ成り立たない見事なチームプレイだ。
そして夜明けのヴァンに戻ったヴァン。後半に向けて仕切りなおしだ。
ところで保志総一朗、同じロボットアニメなのに某ガンダムで主役やってたときと比べて、えらい生き生き演技してるな(苦笑)