エレメンタルジェレイド #19 石ころの想い

先週"クーのためにスティンレイドになった"と称していたフィロ@半場友恵の境遇が何故か"物心付いたときにはもうスティンレイドになっていた"という本当のことがシスカ水樹奈々に知られているなど矛盾点はあるものの、いままでのクソっぷりを挽回するかのような好調なシナリオ。すべてがこのあとフィロに待ち構えている悲劇へのお膳立てに相応しく感じるし、レン@高橋美佳子の心の成長、クーとレンのすれ違いぶりも観ていて微笑ましい。
ただ、こういうエピソードはもっと前半にやっておくべきじゃないのか?主人公クーとヒロインレンの心のつながりと乗り越えるべき悲劇という形でシリーズ序盤に持ってきてこそ生きてくるエピソードだと思うんだがなぁ。要するに途中で古城の主にさらわれたり、1回しか出てこない昔なじみと戦ったり、闘技場で賭け試合したり、飛空挺で旅してるだけだったり、風車の村で変な人助けしたり、無駄なエピソード挟みすぎなんだよな。