フタコイ オルタナティブ #3 エメラルドマウンテン ハイ

taske2005-04-25

桃井舞@三五美奈子の依頼で桃衣愛たかはし智秋を張り込んで過去の思い出がフィードバックしているところに愛が不意打ちで訪ねてきて若干うろたえ気味の恋太郎がすぐに昔のノリを取り戻す件はしょうもないギャグを交えながらもリアルなものがあるかと。ついでに言えば冒頭で白鐘姉妹と不順異性交遊について突っ込んでいる舞ってのもリアルだよな。ただのギャグじゃなくて探りを入れる微妙な心理。何も無いと聞いて舞はホッとしてるしな。一方、愛がアパートから出て来た瞬間のショック描写と恋太郎のがっくり顔はわかりやすい。
で、携帯を口実に恋太郎に会いに来た愛だが、その後の学校でのやり取りも見る者に何気にリアルなイマジネーションを与える。後付の『キス、しようか』のセリフもいらないぐらい想像の余地を広げた脚本はなかなか見応えあり。まぁ、そんな愛の本心もわかっていた恋太郎だからこそ沙羅@水橋かおりと双樹@門脇舞が家にいないことでいらぬ不安を感じて走り出してしまうわけだが、とりあえずは昨日と変わらない今日を示唆する最初のシーンに戻ってくることで話は収束すると……うまいですね。今日も3人でいられるのは運がいいだけってのはちょっと寂しいセリフ。まぁ、今回のエピソードが今後の何かを暗示しているのかは不明だが。(暗示しているのかもな)てか、悪い女だよな、桃井愛。この時点での恋太郎へのアプローチは悪意が無くても男を惑わす。恋太郎は沙羅双樹がいたからこそ……ってのは文章にするとチープだけど。その辺りの恋太郎×白鐘姉妹の位置関係を描くのが今回の本当の主題だな。
ところで沙羅の『いや〜だにょ〜』はポイント高し。恋太郎としては沙羅双樹に着いて来てほしくないところだろうな、今回は。(実際、本編でも蚊帳の外だし)
だが、上記のことを踏まえて敢えて言いたい。俺は小学生コンビがランドセルで空を飛び廻るようなアニメを未だに期待している。桃井姉妹のOPに於ける日本刀アクションが本物であることも期待する。てか、アニメはやっぱりパワフルな作画が命だ。頼むぜ、ufotable
そんなことしか期待できない俺は、まぁ、バカだな。(苦笑)
関西では先に肉だそうですよ、沙羅ちゃん。(俺は先に野菜)