エレメンタルジェレイド #6 同契者を見つめて
レン@高橋美佳子、ローウェン、キーア@鈴木菜穂子、シスカ@水樹奈々の4人で食事の風景。いきなり所帯染みてしまったスタートに脱力しかけたものの突如バスタオル姿で現れるレンに思わずヒートアップ。(笑)作画はユルいがどうせならそういう路線でもっと進めて欲しいなぁと。さらに言うならレンの『今温めるから……』のシーンはクーの視線をもうちょっとこう胸元から舐めるように……って違うか。でもこういう『いらないシーン』こそこのアニメにはいるんじゃないかと。もう何がなんやら。
クーが自分自身を鍛えないとレンに負担をかけてしまうから特訓、という流れはこのアニメにしては珍しく無理の無い感じだがなんでエディルレイドに負担がかかるのかという辺りにもう少し理屈つけてくれると面白い気がする。まぁ、そこまでディテールにこだわらない話であることは今までの流れで十分承知しているのだが。
『エディルレイドとリアクトするのは恋愛みたいなもの』って言うなら、もっとそういう演出をする必要があるだろうなぁ。とは言えクーに思わせぶりなことを言いながら自分で赤面するキーアは可愛らしい。(笑)
全体的には相変わらずかったるい脚本だがクーを信頼して敢えて見守るキーアとか、ちょこっと内面に踏み込んだ描写がいくつか見られて好ましい。もうちょっとがんばって欲しいところだな。例えばせっかく一歩前進したクー×レンの新技があまりに迫力無いのも猛省の必要あり。
ところで同契中のエディルレイドの描写にもう一工夫欲しい。
フタコイ オルタナティブ #8 サはさよならのサ
何を気まずくなっているのかと思えば恋太郎はヘタレなことをやってしまっていたのだね。(笑)
突如現れた沙羅@水橋かおりと双樹@門脇舞の保護者という三ツ木公彦はダンヒルのライターにロータスエリーゼの優男。もちろん前回まで漂っていたすげ〜金持ちの薫りはこの男が原因だったのだが、ようやく沙羅双樹が失踪する理由や『時間が無い』というセリフやカレンダーの印の意味がわかった。まぁ、実はそんなに意表をついた展開では無いのだけど。とは言えストーリー的には非常にややこしげな話になっている。やっと何がやりたいのかわかってきたよ。沙羅は双樹のことを考えて去っていくわけだが収拾のつけ方は興味深い。蓋を開けてみればまたもや看板に偽りアリのユーフォテーブルにしてやられたわけだが正直釣られてしまった。こんな展開も楽しめそうだ。
なぜ恋太郎なのかはわからないが、今までの話を思い返すと、かなり無理をして恋太郎との既成事実を積み重ねようとしてきた沙羅と双樹の焦りが痛々しい。始終恋太郎に自分たちを追うことを求めていたのもそういうことだったんだね。